【教材研究】ウィルシード 船橋力氏 講演会

【報告者】荒川あゆみ 東京大学農学生命科学研究科修士2年
【場所】東京大学本郷キャンパス 第2本部棟4階
【実施日】2008年5月7日


【実施内容】

本勉強会は、2008年度Sustainability教育勉強会の活動テーマのひとつである、教材研究スタート企画として、「持続可能な社会を実現するための教育(共育)を、教材を通して考える@ 株式会社ウィルシード 船橋 力氏の思い、描く共育」として行った。  学生、社会人含め、30名近くの方々が参加する会となった。今回は時間の多くを船橋氏の講演に充て、ワークショップ形式のものは最後に10分ほどで感想を述べ合う程度にした。


【講師紹介】

船橋 力 氏 / 株式会社ウィル・シード 代表取締役社長
http://www.willseed.co.jp/
幼少期をアルゼンチンで、高校時代をブラジルで過ごし、上智大学に進学。 日本の同世代の若者に対して「なぜ、まじめなことをかたろうとしないのか」という問題意識を感じる。卒業後、伊藤忠商事(株)に入社。 一方、SEED(旧トレーディングゲーム)と出会い、ゲームを使って楽しく世界の問題を考える異業種交流会を設立。5年間で約3000人のネットワークになる。
同じようなゲームを学校教育の中に取り入れることはできないかと考え、2000年に(株)ウィル・シードを設立。2003年World Economic Forum(ダボス会議)のNew Asian Leaderに最年少選出、2003年内閣官房構造改革特区評価委員、2004年文部科学省初等中等教育の国際教育推進検討委員会委員を務め、日本の教育への提言を続ける。

【プログラム】

18:30〜18:40 AGSUTSC及びSus-eduWGの紹介
18:40〜20:20 船橋さん講演
20:30〜20:40 ミニWS 「本日の講演の感想」
終了後、チムニーにて懇親会


【参加しての感想】

船橋さんからは、「トロイの木馬」(=SEEDを、「ビジネスゲーム」として見せることで、より多くの人に参加してもらう。)をはじめとする船橋さんの信念の話や、現在ウィルシードが実施しているプログラム等の説明など、たくさんのお話をしていただきました。船橋さんがご講演くださったことで、また新しい人がSus-eduWGに加わるきっかけとなり、この中から、今後の教材研究を行っていく仲間が生まれそうです。

参加者の感想より抜粋:
"社会への想い"と、自分自身のこだわり"というところをとても大切にされている船橋さんを見て、企業人であり、地球人であるということがあまりに自然であることに感銘を受けると共に、想いだけにとどまらない真摯な姿勢に共感しました。(M.Y)

教材を通した学び、疑似体験という手法など、とてもためになるお話が聞けました。抽象的な議論になりがちな教育界の中で、具体的なビジョンを元に実践されている姿は参考になりました。ありがとうございました。(東京大学教育学部比較教育社会学コース Y.K)

ぜひ家庭を舞台にした教材を展開してほしいです。”ライフスタイルを変える”というビジョンで!(東京大学工学系研究科建築学専攻 G.K)

今僕は東大スキー部の主将を務めており、いかに部員を持ちベーとして勝利に結びつけるかに苦心していますが、今日いただいた数々のキーワード(トロイの木馬、アライアンスの時代、楽しさ等)は今後の運営に役立てそうです!(東京大学経済学部経済学科 K.K)